~休眠預金活用事業「コロナ禍の住宅困窮者支援事業」の採択について~

休眠預金を活用した民間公益活動の促進の一環として、新型コロナウィルス感染症拡大の影響で住まいや居場所を失い、生活の立て直しが必要な人を対象に、「住まい」と「就労支援を含む自立支援」をセットで提供する社会的事業構築を目的とした、持続可能な支援付き住宅提供システムの構築を目指す「コロナ禍の住宅困窮者支援事業」に採択されました。
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NPO法人ささえる について

私たちは、地域で活動している福祉・医療の専門職を中心とする団体です。

2025年、2040年問題など想像もつかない高齢化社会が目前に迫るなか、地域には様々な問題が溢れています。
独り暮らしや生活困窮、空き家・過疎問題など・・このような地域課題の解決策はまだまだ進んでいません。
また、高齢者や障害者、生活困窮者などの配慮が必要な方々が住み慣れた地域で生活を続けていくためには、多面的な支援が必要になってきます。
しかし、個々にそうした支援やサービスがあっても窓口がばらばらであったり、情報がなかなか届かないというのが現状です。

こうした、地域に点在している様々な資源を結び付け、また、要配慮者の方たちがそれらを分かりやすく利用できるネットワークやシステムをつくること。
そして、地域を支える役割を担うことを目指して、NPO法人ささえる を設立しました。

出来ないことをなくし、地域の自立を目指す

実際に支援をおこなっていると、求められる支援の内容と現実に利用できる制度や支援内容が合わず、困ってしまうことがあります。
それでも、その方が生活を続けていくには必要な支援であり、なんとかしたい助けたいという気持ちで、つい仕事の範囲を超えてしまうこともあります。
そうすると、支援する側の職業倫理上の問題が生じてきたり、精神的な負担が大きくなってしまいます。
そうした中で、それらの問題を解決するためには、制度にとらわれない、公的なサービス以外の支援が必要だと考えました。

要配慮者だけでなく、専門職や家族といった支える側の方たちが安心して支援を行えるよう、ないものを創る、出来ないことをなくすことを活動の目標としています。